事件の展開を加速させたのは、SNSでの爆発的な情報拡散だった。通行人が撮影した短尺動画がX(旧Twitter)に投稿されるやいなや、瞬く間に万単位のリポストを記録。「街中に馬がいる」「リアルな脱走劇」といったワードがトレンドを席巻した。さらに大手ポータルサイトのYahoo!ニュースでもトピックスとして大きく取り上げられ、全国的な関心を集めることとなった。
デジタル時代の情報伝達スピードは、現場の危機管理にも影響を与える。リアルタイムで目撃位置が投稿されたことで、警察や施設関係者も状況の把握が容易になった側面がある一方で、好奇心から現場へ駆けつける野次馬が集まり、捕獲作業を阻害しかねないリスクも浮き彫りとなった。