どれほど警戒していても、犯罪に巻き込まれてしまう可能性はゼロではありません。万が一の事態に備え、スキミング被害時の補償と返還手続きの流れを頭に入れておくことが重要です。
身に覚えのない請求や引き出しを発見した場合は、迷わず次の3つのステップを踏んでください。
ステップ1:カード会社へ直ちに連絡し、カードを利用停止する
被害の拡大を防ぐため、24時間対応の紛失・盗難デスクへ連絡してカードを即座に止め、再発行の手続きを行います。
ステップ2:最寄りの警察署へ行き、被害届を提出する
カード会社の補償を受けるには、警察への届出が必須要件となります。警察署で発行される「被害届の受理番号」を必ず控えてください。
ステップ3:カード会社へ異議申し立てと補償申請を行う
受理番号をカード会社に伝え、不正利用調査を依頼します。クレジットカードや銀行のキャッシュカードには会員規約に基づく補償制度があり、原則として「届出を行った日から60日前」までに発生した不正利用分については、全額補償・返還される仕組みが整っています。
ただし、暗証番号を生年月日や電話番号など推測されやすいものに設定していた場合や、カード裏面にサインをしていなかった場合、他人にカードや暗証番号を教えていた場合は「重大な過失」とみなされ、補償が受けられない恐れがあります。日頃のアカウント管理の徹底が自身の身を守る大前提です。