千歳楼の歴史は、1928年(昭和3年)にまで遡ります。JR中央本線の定光寺駅近く、庄内川(玉野川)が織りなす険しくも美しい愛岐渓谷の断崖に寄り添うように建てられました。
名古屋市内から鉄道で短時間というアクセスの良さもあり、風光明媚な自然と上質な日本料理を堪能できる高級料亭旅館として瞬く間に評判を獲得。昭和の高度経済成長期には、企業の宴会や接待、結婚式などに幅広く利用され、連日多くの観光客で賑わいを見せていました。谷底を望む壮麗な木造・鉄骨複合建築は、地域のランドマークとして確固たる地位を築いていたのです。