漁獲だけが北陽水産の仕事ではない。加工と流通も重要な柱だ。
港に水揚げされたカニは、すぐに選別される。サイズ、品質、用途によって仕分けられ、それぞれに適した処理が施される。生鮮として出荷されるもの。ボイルされるもの。冷凍されるもの。カニ身として取り出されるもの。多様な商品形態が、多様な顧客ニーズに応える。
同社の取引先は、国内の漁業協同組合や食品企業だ。スーパーマーケット、外食チェーン、加工食品メーカー。最終消費者の手に届くまでの流通網を、北陽水産は支えている。
養殖事業への参入
天然資源だけに頼る時代は終わった。北陽水産は養殖された魚介類の販売にも力を入れている。養殖は安定供給を可能にする。品質管理もしやすい。天然と養殖、両方を扱うことで、事業のリスクを分散している。