京阪本線の祇園四条駅や清水五条駅から歩いてすぐ、舞妓さんや芸妓さんが行き交う宮川町の静寂な小路に足を踏み入れると、ひっそりと掲げられたうさぎの看板が目に留まります。宮川町 町家カフェ ろじうさぎは、大正時代に建てられた元お茶屋の建物をリノベーションし、どこか懐かしく温もりあふれる空間を提供している人気店です。
店内に入ると、手入れの行き届いた坪庭を望む畳敷きの座敷席とカウンター席が広がり、京都の日常に溶け込んだような穏やかな空気が流れています。観光地・祇園の喧騒からわずか数分とは思えない静寂の中で味わう京都 和食 朝食 ろじうさぎのひとときは、旅の始まりを格別な体験へと昇華させてくれます。
店主が「お母さんが家族のために心を込めて作る朝ごはん」をコンセプトに毎朝丁寧に手作りする料理は、派手さこそないものの、昆布と鰹の出汁がしっかりと効いた味噌汁や、日替わりの小鉢、ふっくらと焼き上げられた魚など、五臓六腑に染み渡る味わいばかりです。この飾らない本物の美味しさこそが、長年にわたってリピーターを惹きつけてやまない最大の要因となっています。