ウィーアーザワールド歌唱順と参加者一覧!プリンス不参加の真相にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。
詳細を見る『We Are The World』のレコーディングにおいて最も神経を尖らせたのが、「誰に、どのフレーズを、どの順番で歌わせるか」というボーカルアレンジでした。プロデューサーのクインシー・ジョーンズとボーカルアレンジャーのトム・バーラーは、各アーティストの声域、声質、感情の高まりを緻密に計算し、ドラマチックな構成を作り上げました。
冒頭の静かな語りかけからサビの爆発、そして感情が高揚する後半のアドリブセクションへと繋がる全ソロ歌唱順は以下の通りです。
項目(歌唱順・パート)詳細・数値データ(担当アーティスト)一般的な基準・相場(担当歌詞・役割)編集部の見解・評価第1節(Aメロ①)1. ライオネル・リッチー
2. スティーヴィー・ワンダー
3. ポール・サイモン「ある呼びかけに耳を傾ける時が来た…」
導入から世界観の提示共作者ライオネルの温かい歌声からスティーヴィーの圧倒的説得力へ繋ぐ完璧な滑り出し。第2節(Aメロ②)4. ケニー・ロジャース
5. ジェームス・イングラム
6. ティナ・ターナー
7. ビリー・ジョエル「命へ救いの手を差し伸べる時だ…」
カントリーからソウル、ロックへの接続ジャンルを越境した声質の対比。ティナ・ターナーのハスキーボイスが強烈なアクセントに。Bメロ①〜第1サビ8. マイケル・ジャクソン
(全員コーラス)「僕らは皆、神の大きな家族の一員なんだ…」
サビ直前の最重要ブリッジ作曲者本人の唯一無二のエンジェリックボイスが楽曲の核心メッセージを伝える決定的瞬間。第3節(Aメロ③)9. ダイアナ・ロス
10. マイケル・ジャクソン
11. ディオンヌ・ワーウィック
12. ウィリー・ネルソン
13. アル・ジャロウ「心を届けよう、誰かが気にかけていると…」
大御所シンガーによるリレーダイアナとマイケルの師弟の呼応から、ウィリー・ネルソンの滋味深い歌声への展開が見事。Bメロ②14. ブルース・スプリングスティーン
15. ケニー・ロギンス
16. スティーヴ・ペリー
17. ダリル・ホール「信じさえすれば倒れることなんてない…」
80年代スタジアムロックの競演ボスの力強いシャウトとスティーヴ・ペリーの超高音ハイトーンが楽曲のダイナミズムを頂点へ導く。ブリッジ(大サビ掛け合い)18. マイケル・ジャクソン
19. ヒューイ・ルイス
20. シンディ・ローパー
21. キム・カーンズ「変化は僕らがひとつになった時だけ訪れる」
最もエモーショナルな転調部シンディ・ローパーの魂を絞り出すような絶叫シャウトは、今作最大のハイライト。アウトロ・アドリブ22. ボブ・ディラン
23. レイ・チャールズ
24. スティーヴィー&ブルース「僕らは選択をしているんだ、自らの命を救う選択を…」
自由なフェイクと掛け合いフォークの神様ディランの独特な節回しと、ソウルの巨匠レイ・チャールズによる至高の幕引き。
歌詞の和訳において象徴的なのは、「We are the world, we are the children(僕らは世界、僕らは神の子供たち)」というフレーズです。これは単なる施しではなく、「飢餓に苦しむ人々を救うことは、巡り巡って自分たちの未来を救うことなのだ」というマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーの一貫した人類愛の哲学が込められています。