「バーモントカップ」の愛称で長年親しまれてきたこの大会は、日本サッカーの歴史を彩るスター選手たちの原点でもある。過去の記録を紐解けば、国際舞台でゴールを量産したストライカーや、ヨーロッパの過酷なリーグでゲームをコントロールするMFたちの名がズラリと並ぶ。
なぜフットサルがこれほどまでにサッカーの個の力を伸ばすのか。答えはシンプルだ。サッカーに比べてボールに触れる回数が圧倒的に多く、全選手が攻撃にも守備にも絶えず関与し続けなければならないからだ。失敗したときに言い訳ができるスペースも時間もない。12歳の段階でこの「逃げ場のないプレッシャー」を経験することが、度胸と判断の精度を養う最高のアプローチになっている。