公共標識や交通インフラで発展してきたピクトグラムの知見は、現代のUI/UXデザインにおける骨幹をなしている。国籍や言語、文化の壁を越えて誰もが瞬時に「機能」を認識できるスピード感こそ、デジタル画面における普遍的な理想形だ。
しかし、極度な簡略化は「アフォーダンス(操作可能性の示唆)」を喪失させる危険も孕む。アイコン単体で機能が伝わりにくい場合は、テキストラベルとの適切な併用(ラベル+アイコン)、あるいは操作時のツールチップ表示など、ユーザーに迷いを生じさせない視覚的サポートの配置がUI設計の成否を分ける。