スタディサポート(通称スタサポ)の根幹を成すのは、「学力検査」と「学習状況リサーチ」の二段構えだ。国語・数学・英語の3教科で実施される学力テストは、難易度別にレベル(α・β・θなど)が分かれており、高校の学力帯に合わせて柔軟に設定される。ここで算出されるのは一般的な偏差値ではなく、「S1」から「D3」までの学力到達度評価だ。
点数だけを追うテストではない。同時に課される学習状況リサーチでは、家庭学習の時間、スマートフォンの使用傾向、授業の復習頻度、進路意識に至るまで、数十項目に及ぶ質問が投げかけられる。これらの回答データは、ベネッセが運営する教育プラットフォーム「マナビジョン」とリアルタイムに同期。学力スコアと学習習慣のクロス分析によって、「勉強しているのに成果が出ない原因」や「基礎の定着不足」が残酷なまでに浮き彫りになる。