関節リウマチは発症から1〜2年以内に急速に関節破壊が進行するため、早期発見が将来の生活の質を左右します。最初期に現れる最も典型的な兆候が「朝の手のこわばり」です。
起床時に手がグーの形からパーに開きにくい、指がパンパンに張った感覚がしてボタンが留められないといった状態が30分以上続く場合、関節滑膜に炎症物質が溜まっているサインです。日中、体を動かしているうちに軽快するため「ただの冷え」と見過ごされやすい点には十分な警戒が求められます。
以下の項目に心当たりがないか、セルフチェックを行ってみてください。
【関節リウマチ初期症状セルフチェック】
・起床時に手足の指がこわばり、スムーズに動かすまでに30分以上かかる
・左右両方の手首、指の第二関節・付け根の関節が腫れて熱っぽい
・ペットボトルのキャップを開けたり、ドアノブを回す動作で激痛が走る
・足の裏に小石を踏んでいるような違和感や痛みがある
・微熱や全身のだるさ、原因不明の疲労感が2週間以上続いている
特に指の第一関節(爪のすぐ下の関節)だけが痛む場合は変形性関節症(ヘバーデン結節)の可能性が高い一方、指の第二関節や付け根、手首など左右対称に腫れ・痛みが出る場合はリウマチを強く疑う必要があります。