この変化の背景には、近年社会問題化していた「ブラック校則」の改定運動がある。
髪型や下着の色を指定するような不合理な校則を見直すプロセスの中で、生徒会や委員会が「なぜお菓子はダメなのか」という疑問を提起したケースは少なくない。「ゴミを持ち帰る」「授業中は食べない」といったルールを生徒自らが策定し、実証実験を行う学校が増えている。
押し付けられた規則に従うのではなく、自分たちでマナーを管理する力を養う。お菓子の解禁は、主体的対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の実践の場としても機能しているのだ。