ここ数年、洗練された大人の男性たちが足繁く通う場所として、従来の美容室とは一線を画すバーバーショップの躍進が止まらない。職人技のようなシザーワークとバリカン技術が生み出す精密なヘアデザインは、まさに男の嗜みとしての地位を確立した。
その熱狂を中心で支えているのが、裾から上に向かって色彩のグラデーションを描くフェードカットと、サイドの内側を短く刈り込んで上の毛をかぶせるツーブロックの二大技術だ。特に、肌の露出度を極限までコントロールするスキンフェードから、さりげないローフェードまで、好みの強さに応じたカスタマイズが可能になったことで、刈り上げの表現力は飛躍的に広がりを見せている。