「コミュニケーションを図る」というフレーズ自体は間違いではありませんが、そのまま上司や取引先に使うと「上から目線」や「抽象的で具体性に欠ける」と受け取られるリスクがあります。特に目上の方に対しては、謙譲表現やより具体的な動詞への言い換えが求められます。
日常業務でそのまま活用できる代表的なビジネス例文をパターン別に取り上げます。
社内(上司・チームメンバー)に向けた例文
【上司への相談・報告】
「新プロジェクトの進捗について、関係各所と綿密に情報共有を図りながら進めてまいります」
「チーム内の連携を強化するため、週に一度のミーティングを通じて意思疎通を深めてまいりたいと存じます」
社外・取引先に向けたメール文面例
取引先へのメールで「コミュニケーションを図りたく存じます」と書くと、やや唐突で不躾な印象を与えることがあります。「お打ち合わせ」「情報交換」などの具体的な言葉に置き換えるのがスマートです。
【取引先へのメール文面サンプル】
件名:新システム導入に伴うお打ち合わせのお願い【株式会社〇〇・佐藤】
〇〇株式会社
開発推進部 部長 山田 健一 様
いつも大変お世話になっております。株式会社〇〇の佐藤でございます。
先般ご相談いたしました新システムの運用開始に向け、貴社プロジェクトチームの皆様との連携を一層密にしてまいりたいと考えております。
つきましては、仕様のすり合わせおよび今後の進め方について、直接情報交換をさせていただくお時間を頂戴できますでしょうか。
何卒ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。