平成の月9ラブストーリーを代表する傑作『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』(2009年)。バイオリニストを目指すヒロイン・白河莉子役を演じた彼女の瑞々しさは、今見ても胸が締め付けられるほどだ。すっぴんに近いナチュラルなメイク、感情をストレートに爆発させる等身大の演技。それまでの「完璧な美人」というイメージから、一気に「誰もが親近感を抱くヒロイン」へと脱皮した瞬間だった。
山下智久演じる主人公との切ない恋愛模様に、毎週日本中が一喜一憂した。この作品で見せた彼女の眩しさは、単なるビジュアルの美しさを超えて、青春の煌めきそのものを体現していたと言えるだろう。