宇都宮城址公園は、市内でもいち早く春の訪れを感じられる名所として知られています。その最大の理由は、性質の異なる4種類の桜が植樹されており、約2ヶ月間にわたって順次見頃を迎える「桜リレー」が楽しめる点にあります。
春の先陣を切るのは、土塁の東側斜面を中心に濃いピンク色の花を咲かせる河津桜(カワヅザクラ)です。例年2月下旬に開花が始まり、3月上旬から中旬にかけて満開を迎えます。2026年シーズンも順調な冷え込みと春の暖気の訪れにより、鮮やかな桃色の花弁が公園を華やかに彩っています。
続いて3月下旬からは、繊細で優美な枝振りが特徴的なしだれ桜、そして日本の春を代表するソメイヨシノが見頃へと突入します。土塁の緑と白漆喰の櫓、そして淡い桜色のコントラストは、この場所でしか撮影できない絶景としてカメラ愛好家の心を掴んで離しません。さらに4月上旬から中旬にかけては白い大輪を咲かせる大島桜(オオシマザクラ)がフィナーレを飾り、春の長期にわたってお花見を満喫できます。