近畿1400万人の飲み水を供給するマザーレイク・琵琶湖。この場所で開催されるからこそ、環境負荷への対策は極めて厳しい基準が求められる。花火大会の翌朝、まだ薄暗い琵琶湖には、膨大な数のボランティアと清掃船の姿があった。
水面に漂う打ち上げ用の玉皮やプラスチック片を迅速に回収するため、2026年は生分解性素材を使用した花火玉の採用比率が飛躍的に高められた。水中で自然分解される素材への移行により、水質への影響を最小限に抑える試みが進んでいる。
「綺麗な花火を見せた翌朝に、汚れた湖を残すわけにはいかない」。地元住民、行政、大会運営が一体となった翌朝の大規模クリーン作戦は、今や大会そのものの重要な構成要素となっている。