古き良き居酒屋が並ぶ通りに、ここ数年で新たな風を吹き込んでいるのが若い世代が開業した「ネオ大衆酒場」だ。明るい照明に清潔感のある内装、そしてSNS映えするオリジナルのドリンクメニュー。これまで「赤提灯は少し敷居が高い」と感じていたZ世代や単身の女性客が、自然と足を向ける光景が日常となった。
伝統的な居酒屋メニューを現代風にアレンジしたスパイス料理や、ヴィーガン対応のおつまみを提供する店も出現している。新旧の店舗が互いをリスペクトし合いながら共存するこの街では、老若男女が同じ空間で酒杯を交わす。本蓮沼は今、世代間の垣根を取り払う現代のサードプレイスとして機能しているのだ。