旧米軍上瀬谷通信施設の膨大な跡地で開かれる「GREEN×EXPO 2027」の開催まで、カウントダウンはすでに1年を切った。広大な敷地で進む会場建設工事と並行し、アクセス拠点となる瀬谷駅北口のシャトルバス発着ターミナルは、連日のように試運転や最終調整が進められている。世界中から数千万人規模の来場者が訪れると予測される中、駅周辺の交通動線整備はまさに国家イベント級の緊迫感をもって遂行中だ。
「数年前まで広大な空き地だった上瀬谷が、まさか世界レベルの植物と最先端エコ技術の展示場になるとは思わなかった」。駅前の喫茶店で長年店を構える地元住民は、急ピッチで進む景観の変化に驚きを隠さない。来場者の輸送を担うEVバスの試行運転が静かに街を走り抜ける光景は、ここが次世代都市モデルの実験場であることを雄弁に物語っている。