「昔はこんなに痛くなかったのに」と感じたら、まず疑うべきは病気の可能性だ。2026年の最新婦人科疫学調査によれば、大人になってから重症化した痛みの約6割以上に、何らかの病理学的要因が確認されている。
都内の婦人科専門医は現場のリアルを語る。「年齢に伴う痛みの増悪で来院される患者さんの多くに、子宮内膜症や子宮腺筋症、あるいは子宮筋腫が見つかります。これらは初経から何年も経つうちにゆっくりと進行する病気です。痛みを『歳を取ったせい』と放置していると、病状が進み、不妊や不育、最悪の場合は手遅れな手術が必要になるリスクすらあります」。