絶望的な車列を前にした時、抜け道を探すのはドライバーの本能だ。しかし、中央道における迂回選択は慎重に行わなければならない。代表的な迂回路とされる国道20号(甲州街道)は、片側1車線の区間が多く、ひとたび中央道からの流入車で溢れ返れば、高速道路以上の地獄と化す。
実効性の高い回避策として長距離ドライバーが活用するのが、大月JCTや都留ICから河口湖線を経由し、御殿場方面へ抜けて東名高速道路へ迂回するパターンや、圏央道を利用して関越道や東北道側へエスケープする手法だ。走行距離は伸びるものの、ストップ&ゴーのストレスを回避し、安定した速度で目的地に近づくことができる。また、思い切って出発時間を夜9時以降に遅らせる「タイムシフト戦略」こそが、最も確実な渋滞回避術と言える。