空路の断絶が確定した瞬間、カウンターには数分のうちに長蛇の列ができる。ここで愚直に列に並ぶのは、実のところ最悪の手だ。並んでいる間に、条件の良い振替便はスマホ操作を行う他の搭乗客にすべて抑えられてしまう。
第一にすべきは、航空会社の公式アプリやWebサイトからのオンライン手続きだ。近年、ANAやJALをはじめとする主要キャリアは、AIを活用した自動振替システムを導入しており、カウンターに到達するよりも早く、自力で数タップで別の便や翌日の便へ変更できる仕組みが整っている。
第二に、コールセンターへの電話発信とオンライン操作の並行処理である。ナビダイヤルが繋がりにくい場合は、英語対応窓口や海外のローカルデスクへ連絡するとあっさり繋がるケースもある。そして第三に、滞在費や交通費の領収書をすべてデジタル保存することだ。後の補償請求で揺るぎない証拠となる。