デジタル情報が過剰に行き交う現代社会において、人々の脳は常に緊張状態にある。そうしたなかで聞こえてくる鳥の笑い声は、予想外のヒーリング効果をもたらしているという。脳神経科学の最新データによると、鳥が発する人間そっくりの不規則な笑い声を聞いた被験者は、副交感神経が優位になり、ストレスホルモンであるコルチゾールの値が急激に低下することが確認された。
心理カウンセラーの木村氏は、「人間の笑い声には時に皮肉や嘘が含まれますが、鳥の笑い声には一切の裏がありません。その純粋無垢な音の響きが、傷ついた現代人の防衛本能を解きほぐすのです」と語る。画面越しに響く無邪気な高笑いは、どんなデジタルセラピーよりもダイレクトに私たちの心へ届いている。