福山市立の甲子園での快進撃は、地元・広島県福山市にも大きな熱気をもたらしている。大会期間中、JR福山駅前や地元の商店街には巨大な応援懸垂幕が掲げられ、パブリックビューイング会場には連日多くの市民が詰めかけた。
創業数十年の老舗和菓子店が記念限定銘菓を販売すれば即完売し、地元の居酒屋では試合終了後に勝利を祝う乾杯の声援が響き渡った。高齢化が進む地方都市において、地元育ちの高校生たちが全国の大舞台で躍動する姿は、市民全体に勇気と活力を与える大きな原動力となった。「福山に生まれてよかった」――スタンドで涙を流すファンの姿が、その熱量の高さを物語っている。