スマートシティ化が進む都市部でも、新たな変化が起きている。大規模な指定避難所に人が集中するのを避けるため、公園やマンションの敷地内に小規模な防災備蓄庫を分散配置する試みが本格化しているのだ。ここで採用されているのが、あの耐久性をベースにした特別仕様のコンテナや物置である。
太陽光パネルを屋根に設置し、内部に蓄電池と非常食、簡易トイレを常備する。そんな「ミニ防災拠点」が街のいたるところに誕生している。普段は目立たない存在だが、いざという時に地域住民の命綱となる。この分散型インフラの構築において、頑丈さという基本性能は何よりも優先されるスペックなのだ。